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大人力〜魂の鍛錬!

専門家「プロフェッショナルは道を究める」3/3

2/3★からの続きです。

当時、私の所属する企画室に
週1回だけ出社する女性が いました。

その方は国際的な展覧会にも作品を出品し
何度か入選も果たしている「テキスタイルデザイナー」でした。
ランチを御一緒し
「今後のキャリア」について相談にのって頂きました。

『何かひとつ、これだけはという自分の専門分野を育てていく事。
私の場合は、テキスタイルという道を進む事で
テキスタイルデザインでお金を稼ぎ
あいた時間にタピストリーを織り作品を作るの。
展覧会で入賞する度に、作品の価格も上がるし
自分の仕事にも磨きがかかる。
それは同時テキスタイルに関する専門家の道を進むという事。
あなたにとって、【この道を行く】という
【専門家としての仕事に繋がる職能】が見つかれば
社員としてではなく、ひとりの専門家として会社と契約をし
仕事を続けていく事が出来るのよ。』

この時の先輩の一言により
私は専門家の道を選択したのです。

ENTRY_13513_466f418acb2f5この後、1991年に出版された書籍
「ザ・ワーク・オブ・ネーションズ―21世紀資本主義のイメージ 」
ロバート・B・ライシュ著
との出会により、漠然としていた専門家に対するビジョンは
その中に書かれていた「シンボリックアナリスト=
問題解決・問題発見・戦略的媒体」を基軸としたスペシャリストへと
より明確になっていきました。

ENTRY_13513_466f418ad4b5cそれから11年後出版された
「フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか」
ダニエル ピンク (著)
では、雇用形態の変化を述べながらも
「個人の知恵で勝負することができ
また個人の知恵が資本となる」事を明らかにしています。

人生の大半を費やす仕事。
それが一筋の道に繋がり、その上に立つ自分が
専門家としての、誇りと自信を持てるよう
常に鍛錬を続けて行きたいですね。

 

【ワーキングプア】来るべき未来の為に!1/2

こんにちは、しぎはらです。

ENTRY_13679_46736a56571b86月13日に発売されたばかりの
【ワーキングプア―日本を蝕む病 :ポプラ社】
NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班
を読んだ。

「年金問題」・「「ネットカフェ難民」・「格差社会」・「フリーター」
ニュースで知り見聞きしてはいたが
この本を読む事で、自身の認識の甘さを
改めて、思い知った気がする。

項をめくるごとに
日本の資本主義が作り上げてきた、今日の経済社会と
その闇に潜む不条理な現実への憤り
自身の無力さへの悲しみが沈殿していく。

自国の未来に夢を抱き
豊かさに向かってひたすらに働き
汗を流してきた世代の人々や
可能性に充ち、労働意欲に燃える若者達。
予期せぬ事故や病気にあった家族
やむなく離婚を選択したワーキングマザー。

そこには
あまりにも厳しい、現実の日本が描き出されていた。

「自助努力」や「自己責任」という概念では
決して、解決することはできない
「社会の構造的な背景」の中で
懸命に働きながらも、「貧困層 」と化していく。

それは、同時に、何年か後の未来に
自身の身にも起こりうる事かもしれいという
生々しい現実だった。

特に、老後も働き続けなければ生活できない
何組かの老夫婦の実態。
持ち家があり、年金支給を受けていたとしても
夫婦どちらかが、病気になり、入院したり
介護を必用とする状況になれば
人並みの生活すら、まともにおくる事がに出来ない現実が待っている。

実直に、懸命に、今日の日本の礎を築いてきた
人生の大先輩であるお年寄りたちが
たちまち崩れていく生活の中で困窮していく。

実は、私も、母の認知証の介護時に
親の介護を続けながら、働き続ける事の厳しさを
身を持って体験した。

☆続きは2/2で。

生きる喜びに、魂が震撼する瞬間!

こんにちは、しぎはらです。

毎年の「浅草サンバカーニバル」に向け
ボランティアで衣装作りに拘わって今年で20年。
*詳しくはこちらで。

http://www.mistgray.jp/company/index03.html

私の所属するエスコーラ(サンバのスクール)
は横浜が本拠地。
サンバに集う人たちは
環境庁勤務・大学教授・出版社の編集・TV番組製作
・ニューハーフ・専業主婦・高校中退のフリーター
・役者の卵、などなど
年齢も職業も多彩な総勢200〜300名。

初対面の人との自己紹介は
ニックネームとエスコーラ内でのパート紹介のみ。
不思議なことに、ここでは互いの仕事の話しはほとんどでない。

なぜなら、互いに浅草のパレードに出るというチームの連帯感で
すぐに打ち解ける事ができるからだ。

互いが互いの好きなように、各パートでのサンバに対する思いを
楽器や踊りで表現し、本場リオのカーニバルを目指し
個々のスキルを磨いていく。

今年のパレードのテーマは「サーカス」
ピエロ・猛獣使い・ジャグリング・火吹き男・
総勢300人が、ただひたすらに
「素晴らしいパレードを創り・自身が出場する」という
シンプルな目標に向かって、夢中で楽しみあう。

そこには、社会の柵も、上下関係もない。
*今、生きていて自分がここにある事
*健康であり、パレードに参加できる事
*仲間の存在を無心に喜び合える事

その思いは、パレード当日絶頂に達する。
チーム全員が衣装に身を包み、通りに整列。
50万人の観客を前に
「アゴーラ・パラ・サウージ!」の掛け声。
その瞬間、チーム全員の魂が震撼し、
パレードがスタートする。

それは、「生きている、今、この瞬間を、最高に楽しむ」という
与えられた命に対する深い感謝へ繋がっていく。

複雑化する社会の中で、
【自身の存在そのものを愛しむ】という
単純で尊い事を再認識できる、大切な瞬間でもある。

【「お金=収入」と「しあわせ」】

ENTRY_0_475b6f0b4974aこんにちは、しぎはらです。

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」 が大人気だ。
動員数も200万人を突破。
この映画、昭和を生きた人々の「幸福の価値感」が
「表情・会話や・情景・音」からも心地よく伝わってくる。

●「昭和の人々が夢見た未来=平成の現代」
日本人は本当に幸福になったのだろうか?

日本の高度成長の影で
かつての「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の時代を
誠実に生きてきた人々が「ワーキングプワー」に落ちこぼれていく。

「拝金主義」の時代がもたらした「幸福を装った不幸」に
人々が気づき始めているのではないだろうか?

「家計のやりくり」・「足りない収入」。
しかし、それは「貧困」から生まれるものではなく
「更なる贅沢への欲望」が生み出す幻想でもあるような気がしている。

TVのニュースや番組を見ながらの義母の口癖は

「こんなに贅沢な世の中で、「お金が無い」とは間違いなのよ。
あることへの感謝を忘れて欲張りになってしまったのね。
そして、人とて一番大切な事も忘れかけない?」

第2次世界大戦のさなかを生き抜いた義母ならでは意見。
でも、その言葉を聞く度に、身が引き締まる想いがする。

●「求めない」:加島 祥造 著(小学館)
という本が売れている。

今この本が売れている理由は
人々が「お金では買えない価値=幸福の意味」を
真剣に問い始めた日本人の心情が
共感として投影されているからではないだろうか?

日本人があたり前のように受けてきた生活の水準。
それを逆行させるのは不可能だと思う。
だが、自身のあり方を問い直す事は出来るはずだ。

未来をになう娘と共に
「お金と真の幸福」のバランスについて語りあおうと思う。

「人間力を育てる」=「本」と丁寧に向き合う事

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こんにちは、しぎはらです。

「人は何故、自分として生まれ
いかに生きたらよいのか?」

誰もが一度は抱く疑問ではないだろうか?

この疑問を抱いていた高校3年の
卒業制作コラージュ作品のテーマは 「輪廻転生」。

社会人となり、なおも、心の核に疑問を抱きながら
「精神の道」を探していた20代。

そして、30代の入り口で
今から30年前の1979年に書かれた
ニューサイエンスの物理学者
フリッチョフ・カプラ「タオ自然学」に出合う。

ENTRY_0_479d30f209d98物理学の最先端と東洋神秘思想を科学の視点で重ね
「精神と人間=科学と未知」を掘り下げ、探求した名著。

特に、「タオイズム=道教」を物理学の視点から解き
森羅万象について掘り下げた、「東洋思想」に感銘を受けた。

この本と出合うことで、それまで抱いていた謎が
霧のように晴れ
視界が遥か彼方まで開かれていく感動は
今でも鮮やかに心の中に刻まれ
私という人格形成の一部でもあると思える 精神のよりどころ。

私の人生の道しるべでもあり、今も時々開き・手に取る 大切な本。

同じく、「スーパーネイチャー」・「生命潮流」も。
こちらは、が生物学者でもあるライアルワトソン氏が解く
神秘と科学世界。
ワトソンの本の中でも、特に好きなのが 「未知の贈り物」。

神秘体験を科学の視点で描いた
美しいファンタジー。
バリ島への旅行時に、必ず読みかえしたくなる本でもある。

「短時間に、いかにたくさんの本を読むか」という情報化社会。
情報収集・スキルアップの読書も大切だが
時には、自身の精神を豊かに熟成する事の出来る本と向き合い
丁寧に、ゆっくりと本の世界を探求し
楽しみの為の「読書」を味わう、
幸福な時間を大切にしたいと思う。